日々

  • 深夜。「はてな」が土曜の深夜にメンテをやりやがるのでアタマにきた。更新が出来なかった。やれやれ..
  • 起床。嬉しいような、一人ぼっちのような気分に陥る。ふと、しずかちゃんのパパが結婚式前夜にしずかちゃんに言うセリフを思い出す。『のび太君を選んだ君の判断は正しかったと思うよ。あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね..』。…すごいね。いや、のび太はすごいよ。僕には無理だ。絶対に。「人の幸せを妬み、人の不幸を喜ぶ人」だし‥。俺ってサイテーだな…。下劣だよな…。どうしよう..
  • 今日も出勤しようかと思う。…っていうか「出勤する」という行為が大切なのであって(←それ自体が身体的な運動になるし..)、「仕事をする/しない」は副次的な問題に思えてきた。
  • 午後、出勤。紀伊國屋梨木香歩西の魔女が死んだ』を買おうと思ったらなかった。三省堂(@大丸)と紀伊國屋(@LOFT)を回ってもなかったので(←珍しい!)、結局、札幌弘栄堂書店で買ってしまった。札幌弘栄堂は予備校生の頃からチョクチョク立ち読みには寄っていたけど、実際に本を買うのは初めてなんじゃないかと。ちなみに僕は『旭屋書店(@ステラプレイス)で買った本は読まないことが多い』というジンクスを抱えているので、立ち読みはするけど、あまり買わないようにしている(謎..)。
  • 研究室。連休なので誰もいない。ユルユルと読書。あぁー、読書しかしないんだったら、H大植物園かモエレ沼公園の芝生に行けば良かったなぁ〜。明日、天気がよかったら芝生でゴロゴロしながら本を読もうかなぁ。もう日焼けの心配もないだろうし..(→昔、真夏に中央ローンに寝っころ転がって木村光江『刑法』を読んでたら、日焼けでヒドイことになった..)
  • 「特許査定率」を公表(※こちら)。もう数日前のネタですけどね(見逃してた〜)。パンク状態で審査に時間が掛かるから「出願を減らせ!」というのは分からないではないんだけど、素朴な疑問として《出願が減る→特許庁の収入(=審査手数料)が減る→人件費が削られる→審査官が減る→審査がさらに遅れる→出願をもっと減らせ!→・・・》というスパイラルに陥らないのかなぁ〜と。以前、助教授が「特許庁は手数料と年金でヤリクリをしてて、税金を入れない珍しい役所なんですよ」と言っていたが、あれは本当の話なんだろうか?(ソース希望)。本当だとすると出願が減るのは「痛し痒し」といった感じなのではないかと。減らしたいなら手数料を値上げすれば?
  • 帰宅。ゴハンを食べながらTBSのドラマスペシャル『僕たちの戦争』を観る(※こちら)。フリーターの若者が戦時下の日本(昭和19年)にタイムスリップするお話。ドラマにありがちな設定。毎度のことながら「戦争ドラマ」が「恋愛ドラマ」に置き換わっていた。以前にも少し書いたけど(参照:こちら)、我々現代人は戦争の悲惨さ(=「かわいそう」の度合い)を「好きな人とのお別れは悲しいよねぇ..」というフォルムに代替して(矮小化して)理解し、感情移入するんですね。個人的には戦争をラブストーリーの文脈で捉えるのは「戦没者(英霊)に失礼なんじゃないか..?」という気がするけど。
    • (9/18追記:)メールを頂いたので簡単にコメント(いや、メールをくれた方以外にも同じ反論をしたい人がいるかもしれないし…)。僕が言いたいのは「戦争の悲惨さを語るのに恋愛に頼るな」ということです。例えば「広島平和記念資料館」を「ラブストーリー」の枠組みでは理解しないだろう?ということ。ドラマが描いていたのは「戦争」ではなく「恋愛」なのだという点を(念の為に)指摘したかったということです。恋愛ドラマとしては面白かったですよ。ただ、あれは戦争を理解するドラマではないと。
  • …あ、そういえば、上の番組中、ブリヂストンのCMで小林亜星『どこまでもいこう』が使われていました。あの曲って「現役」なんだぁ!ほぇ〜っ!(※こちらから。『藍ちゃんの点検』編を参照)