日々
- 起床。午前中は自宅でお仕事。「文化/経済」「公益/私益」を軸にレジュメを書いたが、実のところ、「公益と私益の区別は難しいのではないか?そんなにキレイには分かれないだろう…」と思い始める*1。あぁ、あまり深入りはしたくない…。作戦が狂うぢゃん!(←「…だから19号で行きなさいよ!」という帰結はブレないと思うけど..)
- 午後、出勤。今日は学部ゼミにお邪魔する日。ゼミ風景を撮影するのですよ。いそいそとW棟へ。
- 助教授のメールに「W309です」とあったのに思いっきり教室を間違う。渡り廊下の掲示板で確認した時は「W302」でした*2。むむむ…。5分ほど遅刻..
- ゼミ生に軽く自己紹介。その後、適宜パシャパシャと撮影(※写真参照)。フラッシュを焚くと寒々しい画になるので、露出を補正し、シャッタースピードを遅くしてみる。ISOとホワイトバランスをいじり出すと切りがないので*3、カメラ任せ。手ブレはカバーできるけど、被写体ブレはしょうがないかなぁ…。あまり顔がはっきり写るとメンドウなので、下を向いてる瞬間を狙ってみたり。
- ゼミは僕がいた頃から大きくスタイルが変化!原告・被告が3人1組のチームを組んでバトル。他のゼミ生はジャッジ。パワポを使い、時間はスクリーン上で計測される。区切りごとにナゼか「ドラクエ」の音楽がピコピコと流れる*4。
- 面白いのは「自らの見解を根拠にジャッジをしてはダメ!」という点。「どちらのディベートを支持するか?!」が判定の対象。従って尋問のやり方や反論の内容、論理の一貫性が判定材料になる。早い話が法律論で勝負は決まらない(というか「決めなくてもよい」)。例えば、「声が大きくて、主張が明快だったので、結論に賛成はしませんが、原告の勝ちだと思います」でも全然構わないということなのだろう。
- 今日の事件は東京地判平成18・2・24[PTPシート]。原告は最初から不競法を主張しない作戦を選択(←なんとっ!!)。不法行為一本で勝負。心中で「おや、"塚原コート狙い"ですか?!」とか思ったが、ジャッジのルールに「判例や学説の動向に左右されてはいけません」とあったので、虚心坦懐に原告・被告の「言ってるコト」だけを聞いていく。
- 感想:
- ディベート自体は原告優勢の印象。「原告の勝ちかなぁ〜」と思ったら、6対16(引き分け3)で被告の勝ち*10。ちょっと意外だった。不法行為の認定はみなさんキビしいのかな?「論理構成」と「主張態度」の双方を判断するのは大変だな〜。かなり面白かったので、また遊びに行こう☆
- 研究室で写真を整理。1時間ほどでパパパっとフォトアルバムを作成*11。
- 帰宅。明日は「機能的クレーム」のお勉強だな..
*1:不競法を例にとってみても、請求自体は「営業上の利益云々」で私益保護だろうが、誤認混同するのは需要者な訳でして。「私人のイニシアチブで公益を達成する」というのはここ2、3年よく聴く話だ。
*2:ちなみに去年は「W102」。最早何が何だか分からない..
*3:凝り性なもんで..
*5:他人の褌で儲けるのが余程好きな会社なのかも知れない…w
*6:その方が写真に「動き」が出るので(笑)。「陪審員に語りかけるアメリカの弁護士」みたいなヤツを希望。
*7:ピュアな頭で事件に臨める。
*8:「有効な反論はどれか?」「主張の前提は何か?」等。
*9:「ジェネリックのクセに生意気だぞ!」とか「要はカネだろ?」とか言ってみたい..w
*10:毎回、被告が勝つらしい..