改正民法、可決・成立
民法が口語化されます。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20041126AT1E2500A25112004.html
例えば、『根は切ってよし、枝はダメ。』という有名な条文(民法233条)は、
「隣地ノ竹木ノ枝カ疆界線ヲ踰ユルトキハ其竹木ノ所有者ヲシテ其枝ヲ剪除セシムルコトヲ得」「隣地ノ竹木ノ根カ疆界線ヲ踰ユルトキハ之ヲ截取スルコトヲ得」
という文語表現から
「隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。」「隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。」
という表現に変わります。これで文語表現が残っているのは、六法では商法ぐらいになってしまいました。商法も改正が予定されています。