若者の中でも「過渡期」のジェネレーション

合宿中に書かれた友人のBlogを巡回したり。で、 hamtaro氏のこのエントリ は面白い視点だと思った。バブルって僕らが小〜中学生だったあたりがピークだったんです。当時、不景気というのは教科書で『教えられて分かるもの』であって、僕なんか先生に「世の中に不景気なんて本当に存在するですか?」とか本気で質問した記憶があります(平均株価なんて4万円近くあったんですよ!)。で、高校時の先生なんか「ま、君らが就職する頃には景気も良くなっているでしょう」とか言ってたんです。その後はご存知の通り「住専」と「金融破綻」だったわけですが。やれやれ…。ここ20年の景気っていうのは 『バブルのピーク⇒下り坂、でも頑張れば何とかなるかも⇒やってもムダ、諦めろ』 ってプロセスだった気がするんだけど、僕らはこの「頑張れば回復するかも」の頃に感受性ゆたかで多感な時期を過ごした世代です。だから「上」の人達ほど「新人類」なわけでもないし、人生が無駄にチャラチャラした時期もありませんでした。一方、「下」の人達ほど「援交」や「ケータイ」に疲れきって厭世的で諦念に満ちているわけでもありません(高校時、ケータイもインターネットもなかったんですよ..)。なんか「若者世代」の中でも"過渡期"に位置してる世代って気がしています…