ついていけないもの

世の中には一度離れるとついていけないものがある。

例えばテレビゲーム。ドラクエが今どうなっているのか僕にはサッパリ分からない。マリオに至っては「キノコ」を踏んで大きくなったり、「星」をゲットして無敵になっていた時代が最後なので(←スーパーマリオ?)、「マリオ・カート」でさえよく分かっていない。テレビゲームの愛好家は「もっと綺麗な映像」とか「もっと多彩な人物設定」なんかを望むんだろうが、それによって「置いてけぼり」になる人も増えてるんだろうなぁ。テレビゲームって本来は大衆を相手にしていたはずなのにぃ…。ドラクエも「コアなファンのみに受け入れられるソフト」のイメージが強くなってしまったので敷居が高い。今となってはやろうと思わない(面白いはずだけど..)。

同じようなことはテレビドラマにも言えて、「渡る世間は鬼ばかり」って一体どうなっちゃったんでしょうね。今日、新聞のテレビ欄で見つけて「ほぉ〜、まだやってるの?」とか思ったんだけど、ネットで登場人物の「相関図」を見たら、もう何が何やらちっとも分かりませんよ。登場人物だけで軽く60人は超えてるっぽいし。「幸楽」の相関図なんて「第二次世界大戦前の列強関係図」か「源氏物語の登場人物」並みに複雑になってます。橋田壽賀子、恐るべし(苦笑)。このドラマをちゃんと説明できる人っているんだろうか?「シリーズ3と5は見たけど、6と今回は見てないわ..」とかそういう見方が許容されるストーリー仕立てにしないと新規の「お客さん」は開拓できないのではないか?テレビドラマが大衆から離れて、「マニア向け」の仕様になってどないすんねん、と…。

もっとも、アニメの「ドラゴンボール」だって、「ボールを集める旅」と「天下一武道会」で構成されていた時代から見続けないと楽しめない、ってもんじゃないから、途中からでも入っていける可能性はあるのかもしれない。(相関図だって最初から「ぜえぇぇーーんぶ」書いたら「渡鬼」の比じゃないと思うし..)。

…というわけで「法改正」は最早フォローしきれんぞ、大衆向けじゃないのか?とか言いたくなった今日この頃… orz