日々

  • 起床。ネットに繋ごうとしたらプロバイダがダウンしてた。こういう時、障害情報の詳細(=原因とか復旧のメドとか)ってどうやって確認したらいいんですか?「ネットの障害情報をネットで流す」って矛盾してる気がするんですけど。同じようなことは電話にも言えて、電話の故障は"113番"らしいが、113に電話できるならそもそも故障じゃないんじゃないかと…。公衆電話から113に掛けるのか?
  • 午後、大学。「オープンキャンパス」らしい。スラブ研究センターまで公開してる。何を見せるんだ?..っていうかスラ研なんて高校生はおろか学部生だって何の縁もない研究機関なのに…。
  • 教授の研究室で書棚整理など。15:00過ぎ、終了。
  • メンストに「道案内します」という紙を持った学生さん(←多分、大学生協の人)がポツン、ポツンと立っている。どうせなら工学部の建物内に欲しいと思ったり。
  • お引越しのせいで、どの教員がどこに行ってしまったのかがちっとも分からない。教員・院生の「研究室移転一覧表」が欲しいなぁ…。
  • 夕方。髪を切りに行く。混んでいたので暫し雑誌を読んで待つ。「平川地一丁目」がデカくなっていたので、ちょっとビビッた..
  • 夏なのでショートヘアー。顔剃りの時、新人っぽい兄ちゃんに「眉の下はどういう風にしましょうか?」とか訊かれる。「どういう風って何?バリエーションがあるの?『ステキにして下さい』とか『カッコよくして下さい』とか言ったらどうなるんだろう?そもそも『眉の下』ってどこ?『まぶた』のことか?う〜ん..」と下らないことを4、5秒考える。結局「…あ、お願いします」とどうにでも取れるような答えをしておいたけど..
  • 大学に戻る。H大では明日からビアガーデン(!)が催されるらしい(※詳細はこちら)。「さっぽろ夏まつり実行委員会」が後援してるらしい。大学も独法化されてから商魂がたくましくなったのだろうか?
  • PC室で[正露丸]事件のプリントアウト。民法の先生がW棟の前で学生と車座になって談笑していた。建物内のエレベーターホールでも別の先生が学生と答案検討をやっていた。「法学部のファカルティは本当に面倒見がいいなぁ‥」と再認識。
  • 大阪地判平18・7・27[正露丸]を読む(※こちら)。「調べなきゃ…」と研究室の本棚を見るも、田村善之『不競法概説』が無い。家に置いてきた模様(必要な時に限って手許にないな..)。とりあえず、広辞苑に「正露丸」の項目が無いことを確認する(ちなみに「アスピリン」はある。ウィキペディアの「正露丸」はこちら)。以下、家に帰ったら調べること(備忘メモ)。
    • 包装箱の商品等表示該当性について。判決は(主として)原告のみが独占的に当該態様の包装(=オレンジの地に赤の文字、正面に縦書きで『正露丸』)を用いている訳ではないことを理由に出所表示機能を否定している。これでいいのか?本件の場合、独占的に使用し、出所表示機能を果たすとしてもなお、独占には適さないように思えるが。
    • 原告の「正露丸」は他社の「正露丸」より値段が高い(=3倍弱の価格)らしい。消費者は値段が高い分だけ慎重になったり、あるいは、そもそも医薬品の購入に際しては(他の消費財の購入に比して)慎重になるのではないだろうか?
    • 原告はやっぱりアンケート調査をしているみたい(web調査)。質問は3問。(1)「『正露丸』は下痢止め薬ですが、あなたはこの『正露丸』は特定の会社の商品名であると思われますか?それとも下痢止め薬全般の一般名称であると思われますか?」、(2)(特定の会社の商品名であると回答した者に対してさらに)「あなたは『正露丸』を製造・販売している会社名をご存じですか?」、(3)「正露丸」について思いつくことを自由に筆記。例によってあまり上手くいっていない‥。アンケート調査については、青木博通「商標・不正競争事件における証拠としてのアンケート調査」(知財管理54巻7号991頁(2004年)※抄録はこちら)、井上由里子「混同のおそれとアンケート調査」(知的財産研究所5周年記念論文集『知的財産の潮流』34頁(信山社・1995年))など。
  • あ、「知財管理」誌の広報委員に院の先輩を見つけちゃった(こちら)。凄いなぁ…。
  • 23:00、そろそろ帰宅しようかと。…あ、今日で7月も終わりですね..