日々(RP:013)

  • 起床。今日はまだ「帰国」できないみたいです…(笑)。新聞を読んだら、最高裁長官の人事が島田仁郎判事に変わってて、ちょっとビックリ(※記事はこちら。島田判事の紹介はこちら )。キャリアだけなら堀籠判事の方が「華麗」といった感じ(島田判事は最高裁事務総長も未経験の模様..)。どこからか横槍が入った雰囲気だなぁ〜。あるいはマチケンさんの不興をかってたとか…(←憲法業界では町田長官下で面白い判決が出ると「マチケン・サンバ」と称していたらしい…笑)。ま、「三宅坂のやんごとなき方々」の人事なんてよく分かりませんがね…。(追記:「はてな」内だと『唯々諾々のもうぐだぐだ』様(AKIT様)のブログが詳しいです。※こちら
  • 地下鉄で出勤。途中、学部に寄って9月分の出勤表を提出。小春日和とは今日のような日のことを指すのだろう。
  • 研究室。文章のフラグメントをバラバラと作る。ちょっと疲れたので強制的に暫し休憩。ネットで『赤毛のアン』と入れてブログ検索をかけると、結構なヒット数。本件の新聞記事をそのままコピペしたものも多いけど、「アンには聖書からの引用が多い」というエントリがあったり(←だとするとカナダでは僕の想像以上にsacredな作品なのかも?)、あるいは逆に「ユダヤ人を差別するような表現が出まくり」といったエントリも。あと(いろんな意味で)気になったのは『「知」的ユウレイ屋敷』様(※こちら)。平尾商標法を読み込んでるみたいだし、こちらのエントリを読むと山本敬三論文にも目を通してるみたいだし。「とある大学で知的財産を学ぶ若造」で「お師匠は偉い人たち」とのこと。どこの「門下」なんだろう?いや、コンタクトは(いまのところ)取らないけど。ライバル心は湧かないが、我が身を振り返って反省は致します… orz
  • 夕方。COE研から電話。「お菓子、いりませんか?」とのこと。お土産のおすそ分けみたい。同期と2人でイソイソと出かける。『白い恋人』とか神戸のチーズケーキとかドイツのチョコとか、あと韓国海苔とか。袋持参で正解(?!)。研究室でコーヒーを淹れ、数人で軽く茶話会の風情。1時間ほどで粗方消費された。あ、チーズケーキですけど、軽くアルコールが入ってましたよ。今日の夜は「酒気帯び」でお仕事だな。ふわふわアタマだ…(笑)
  • お仕事。本件は「パブリシティ訴訟」だと思うことにした。もう少し丁寧に言うと「パブリシティの保護が国際信義上、要請されるケース」。もちろんこの「読み」が正しいかどうか、今の段階ではちょっと分からないし、あるいは逆に「今頃分かったの?」とか言われそうだけど。取り合えず初回面談に持参する「0次稿」はその方向で書くことに。
  • 審決の引用が判決より多くなってしまった(7号の先例は審決がほとんどなので)。これはどうなんだろう?審決に「どれだけウェイトを置くか」あるいは「どれだけまともに取り合うか?」(←悪い意味じゃなくて…)は前にも書いたけどイマイチ不明。ニュアンスとして「法的判断」というより「出願実務の運用」色が濃い気がする。でも、審決取消訴訟が高裁からスタートするのは、審決が質的に地裁判決と同レベルだからなんだろうし。「そんなんに邪険にもできないよなぁ…」と。
  • 自転車で帰宅。なんでススキノはこんなに混雑しているのか?人事異動の季節だから歓迎会なの?
  • 葉玉検事はブログを引退されたらしい(※こちら)。東京地検特捜部に転勤だそうで。『会社法であそぼ。』はまだまだ続くみたいだけど、ちょっと残念。