日々(RP:020)

  • 7:00前、起床。ゆっくりニュースを見るなど。気になった3題。
    • ローマの休日」。映画会社は抗告取下(※こちら)。ある意味、残念。「負け戦」はしないと。あるいは世間の風当たりを考慮したのか?「1953年」については諦めたのかも。たかが1年にあまり拘りあってもいられないのだろう…。
    • 中国は北朝鮮への制裁決議を容認の姿勢(※こちら、関連はこちら)。武力行使への第一歩?北朝鮮が崩壊するならすればいい。むしろ「その先のビジョン」が気になるところ。「つぶす」「つぶれる」は(他動詞と自動詞の違いはあれど)ある意味、一瞬の出来事。「その後」はどうするんだ?「新政府の樹立」なの?それとも「韓国併合」なの!?それで核の問題も拉致問題も解決するの?誰がリードするの?「軽い帝国(Empire Lite)」に期待はできんだろ?問題山積。少なくとも外交問題に「一気呵成にエイヤっ!」というのは無いと思われる。まぁなんともじれったく映るわけだが…。(<…と言う訳で、てらじぃ氏は「その先」をどう考えているのかなぁ、と。)
    • 向井さんが記者会見(※こちら)。「死後受胎(凍結精子による受胎)」に続き、今度は「代理母」。「タレントだから注目を集めてるだけ」というわけでは最早あるまい。高裁が「からめ手」から親子関係を認める手法をとったので(←ネバダ州の裁判所が出した「親子関係を認める」との命令は「外国裁判所の確定判決」にあたり、「外国判決の承認」という形で出生届の受理を命じたらしい)、なかなか難しい問題。民法サイドのみならず、国際私法サイドの問題もありそう…?あ、本件の高裁決定文がみつかりませんよ。知財法は下級審でも「判決文がサッサと手に入る」業界なので(2、3日で最高裁のサイトにアップされる)、それが当たり前なんだと錯覚してしまいますね…(笑)。あるいは他法における下級審判決の影響力は「その程度」ということかな?(←その点、知財は専属管轄なので、最判じゃ無くても割と先例的価値があったりする)(※10/16追記:判決文を見つけました。こちら
  • 今日の予定は「ストーブ屋さん」「RP作業」「特許判例ガイド(ゼミ予習)」(プラス雑用)。なんかバタバタしそう。サクサクこなそう。
  • 10:00、激しい雷雨。たぶんすぐに止むだろうけど。午後にストーブ屋さんが来るので部屋の掃除。夏の間すみっこに追いやっていた資料類を一気に片づける。
  • 出勤。教授から[征露丸]判決を頂いたのでプリントアウト。今日はなんだか眠い。睡魔がもわもわぁっと胃に滞留している風味..
  • 研究室。『特許判例ガイド』を読みつつ、院ゼミの予習(…っていうか内容的には復習)。その後、判決読み。ネットを見てると「著名な書籍の題号の商標登録は今後、軒並み無効となることが予想できます」と弁理士さんあたりが仰っているのだが、「本当にそうなるの?」という点が(まさに)問題な訳でして。なんか無責任なコメントだなぁと(←クライアントにそう説明してるんだろうか…?)。
  • 「附則」の読み方が絶望的に分からない。習ったことないし…。っていうか、刑法の「遡求処罰禁止の原則」(=行為当時に犯罪でなかった行為はその後の立法で犯罪に該当する行為になったとしても、罪刑法定主義により処罰することができない。)がアタマに巣食っているので、改正法のルールが過去に出願・登録された商標にもかかっていく、というのがどうもキモチワルイ…。でも「…なお従前の例による」との文言がない限り改正法の効力は過去に及ぶわけでして。
  • 赤毛のアン』をお借りした(笑)。実物を読まないと気合が入らないので…(?)。とりあえず「訳者あとがき」だけ読んでみる。こんな感じ…。

プリンスエドワード島をご存知でしょうか。そう聞かれて首をかしげる人は、若い人の中には、特に若い女性の中にはまずいないでしょう。誰もが答えを知っています。
そう、『赤毛のアン』の島です。
(以下略)

・・・いや、そんなに自信満々に言われてもなぁ..(苦笑)

  • 16:30、院ゼミ。今期の報告者を決めた後、講義。特許要件(新規性etc)について。LSが始まった当時は「合格後」が重視されていた気がするが、最近は丁寧に「合格前」を扱うようになった印象。今学期のゼミは研究会報告を聴くようなつもりで行こうかなぁと。19:30、終了。
  • 研究室に戻る。判決読み。21:00前に雷雨。遅々として進まない感じ。
  • 23:00、帰宅。日ハム帰りの雑踏に巻き込まれた。部屋にはストーブ(石油ファンヒーター)が設置されていた。