日々(RP:057)

  • 起床。自宅で助教授の動画(PbyP*1)を視聴(※こちら)。「物質同一説」を採用する必然性について疑問が湧いた(※下のエントリを参照)。
  • 小雪がちらちら舞う中、出勤。今シーズン初めてマフラーと手袋をしてみる。地下鉄車中でRPの枠組みをボンヤリと考える。「『従来の裁判例』の章に全部つっ込んで、書き直した方が早いだろうなぁ…」と思い始める。「脳内ドラフト(?)」ではウマくいく予感。どうにかなりそうだ。何から着手すればいいか見えてきたので、あとは「目と手の運動」。
  • 研究室で今日の判決を読む。1審が「製法限定説」、控訴審が「物質同一説」だな(フムフム..)。読み終わる頃にはもうゼミの時間。
  • 16:30、ゼミ。東地判平14・1・28、東高判平14・9・26[止め具1審、同2審]。PbyPについて詳細は下のエントリを参照(※こちら)。以下、感想のみ。
    • 技術の説明がとっても分かり易かった。「外殻体の孔からOリング状の弾性体を導入する..」とか文章で読んでもよく分からなかったので。
    • 「出願経過情報(包袋)」の打ち出しを初めて見た!どこから拾えるのか聞いておけばよかった…*2
    • 助教授の論文*3はちょっと長いので、「ダイジェスト版」が欲しいなぁ〜と(笑)。
  • 19:00過ぎ、終了。図書館で予約していた本を受け取る。外は真っ白。雪が薄っすら積もっている。足元に気を付けながら研究室に戻る。
  • 留学生の「研究計画書」。校正済みの原稿を素読して、文章がスムーズに流れるかチェック。多少、つっかかるけど、内容を変える訳にはいかないので仕方ないかなぁ…と。添付ファイルで送信。
  • 少しだけお仕事をした後、帰宅。帰り道の風景は以下。

    

〔(左):工学部を出たところ。(中):メンスト。(右):大野池周辺。〕

*1:「プロダクト・バイ・プロセス・クレーム」を僕は勝手に「PbyP」と呼んでいる(笑)。

*2:たぶん、特許庁に閲覧請求を出す必要があるんだろう。

*3:「プロダクト・バイ・プロセス・クレイムの特許適格性と技術的範囲(1) (2)」知的財産法政策学研究12号241頁(2006年)、同13号(近刊)。