年末ジャンボ宝くじ
福岡国際マラソンをチラ観してたら、年末ジャンボ宝くじのCMが幾度となく流れていた。「当〜てましょう♪当〜てましょう♪」と歌いつつ、「夢と希望を与える宝くじ」と言っていた(はず)。若干疑問があるので、以下検討する。
- その1「当てましょう♪」: 「当てましょう」という言い方はちょっとオカシイ。当たるかハズレるかは純粋に確率の問題であり、購入者の積極的営為は関係ない*1。弓道や射撃のように、自分の力でどうにかできるのなら「当てましょう」でもいいと思うけど*2。素直に「買いましょう♪」と言えばいいのであって、「当てましょう♪」ではないと思う。
- その2「夢と希望」: 宝くじが「夢を与える」というのはその通りだろう。「マイホームが買える」とか「海外旅行しよう!」とか。しかし「希望を与える」というのはどうかと思う。そもそも宝くじに「希望」を抱く人はちょっとどうかしている。希望というのはトンネルの出口のようなもので、「おぉ、やっと光が見えてきたぞ!」というイメージなので、そのような役目を宝くじに負わせるのは、いささか不健全な印象が拭えない。「これに当たれば借金が返せる!おぉ希望の星だぁ〜」というのは「オイオイ…」という気がする。「夢を与える宝くじ」で十分だと思う。
〔以上〕*3