日々

lxngdh2005-04-30

  • 昼頃、起床。父と母がラーメン屋に行くというので御一緒させていただく。
  • 近所のラーメン屋。味噌ラーメンを注文する。結構おいしかった。
  • 古本屋でぼんやり「外国文芸書」コーナーを眺めてたらディーン・リップルウッド(..というペンネームの日本人)著『バターはどこへ溶けた?』を偶然発見。この書籍は6月末に学部ゼミで扱う裁判の係争対象物(被告商品)。加えて原告商品であるスペンサー・ジョンソン著『チーズはどこへ消えた?』も発見。ツイてる!即買い。2冊で600円。(※写真がそれ。左が『チーズ…』で右が『バター…』)
  • 帰宅。助教授からメールが来ていたのでレスを書く。
  • 『チーズ…』から読み始め、続けて『バター…』を読む。短いので45分くらいで読み終わる。
  • 2冊とも「環境の変化にどう対応すべきか?」というテーマは共通なのだが(乳製品という共通点は無視..)、その方法が異なる。チーズ本はアメリカ的、つまり変化の中で積極的に行動し、勝機をつかめ!というもの。バター本は日本的(というか禅的)、つまり変化に対しては「ま、そういうこともあるか..」と悟った感じでLet it beで行け、というもの。前者はビジネス本で後者は癒し本なのかな。
  • で、判決はまだ読んでいないので分からないが、原告(チーズ本)が被告(バター本)を差し止めるのは凡そ無理な気がした。少なくとも「コンセプトが似ている」というだけでは無理。どうやって闘ったんだ?
  • 気になったのでネットで東京地裁の決定要旨をDLする。どうやら同日に2本の決定が出ていて、不競法では却下、著作権法では(一部)認容となっている。へぇぇぇー、翻案権侵害、肯定しちゃうんだぁ!!??従来の判決ってパロディにこんなにキビしかったかなぁ?ちょっとビックリした。仮処分だから気楽にやってるってことはないよなぁ。これはゼミでも賛成・反対が分かれるかもしれない(僕は反対)。