日々

  • 未明。なんとなく「クレイム解釈なアタマ」(←どんなアタマだ?)なので、そのまま学部ゼミで扱う[トリグリセリドの測定方法]を読んだり。とりあえず手元にある百選と重判だけ。報告はH君かぁ…。大丈夫だろうか…?
  • いや、別にH君がどうこうって訳じゃないんですよ。判決だって結論だけならそれほど難しくない。問題は最判の「当てはめ」。たぶん3年生(=初学者)だと、自分でオリジナルの具体例を作ったり、「こういう事実関係だったらどうなるかな?」という具合に事実をちょこっとズラしたりして考えていくはず。でも「クレイム解釈」ではどちらの手法もあまりウマくいかないことが多い。自分でクレイムの具体例を作ることは難しいし、事実を変えると(「補正の場面ではどうなるかな?」とか)知識が追いつかないので訳が分からなくなる。評釈を読んだところで、判決の射程を論じてるタイプのものだと、評者が何を言っているのか(=どういう問題意識を持っているのか)全然理解できないことが多い(←そもそも評釈というのは、評者が初学者相手に難しい判決を分かりやすく解説するものではなく、プロがプロ相手にケンカを売るものなので(?)素人には分かりづらい)。加えて、何とか自分自身は理解できたとしてもゼミ生が理解できるとは限らない。嗚呼…
  • …というわけでH君、大変だと思いますが頑張ってね..
  • それにしても、この[トリグリセリド…]の明細書、日本語がグタグタだなぁ。「それというのは」とか変な日本語表現が使われてるし、「この」とか「その」とか意味不明な指示語が多用されている。優先権主張の事案だからドイツ語をそのまま直訳したのだろうか。判決本文を読んでいないので、そこら辺の事情はよく分からんが。最初から日本語で書いていたのなら、もう少しキチンとしたクレイムが書けていたようにも思える。
  • 朝7:00前、そろそろ目が疲れてきたので寝る。今晩は修論のヒントになる文献に出会えた。起きたら[フレッドペリー]の予習レポートを書くことにしよう。
  • 起床。朝食か昼食かよく分からんが、まぁ適当に食事をとったり。
  • フレッドペリー]。評釈と判決を読む。T判事の調査官解説、長いなぁ..。
  • メールを頂いたので、[フレッドペリー]を中断し、もう少し「クレイムなアタマ」に浸ってみる。なんだか根本的な理解が欠けている気がしてきた…。
  • 量が増えたので項目をスピンオフ(?)する。
  • 夕食。ニュースを観てたら増税と歳出削減のどちらを先にすべきかで、国会議員が対立していた。土建屋の場合、増税されれば給料が減り、歳出削減されれば仕事(=公共事業)が減る。いずれにしろ今より悪くなることは必至な訳でして…。
  • 予習レポートをチマチマ書いていく。今日中にやっちゃわないとね。最近、立て込んでるし。