日々

最近、更新をサボっておりましたが、大した出来事もなかったので割愛。週明け第一声は『おい、原田ぁ〜、何やってんだよぉ〜』にしたい..
(参考:http://www2.asahi.com/torino2006/news/KYD200602120003.html

  • 10:00、起床。…ちなみに、さりげなく「10:00、起床」と書いているが、実は10:00から研究会だったりして。いや、COE扱いなので出席義務はないんだけどね。中国から知財法研究の第一人者がいらっしゃるらしいので「起きれたら行こうかな..」と思っていたのだよ。(..そう思いつつ寝たのが午前5:30だったんだけど…)
  • 研究会への出席はあっさり諦めたので、そのままベッドで工藤準記ANの『十人十色』を聴く。テーマは「面接」。誰しも面接にまつわる爆笑ネタをひとつ、ふたつ持っているらしい(僕も持っているが教えない…)。
  • テレビでニュースを観ながら朝食。童夢くんが雪を叩いて悔しがっていた。
  • 今日は試験監督の日。スーツに着替えて出勤。なんか遅刻しそうなんですけど…
  • 駅から小走り。5分ほど遅刻。事務室に出頭したら「直接9番教室に行って下さい」とのこと。はい..
  • 9番教室。監督員は3人(先生・助手・僕)。教室割当の件でちょっとバタバタするもすぐに解決。
  • 何事も無かったかの如く、黒板に「科目名・試験時間・教官名」を大書きし、解答用紙・問題用紙を配る。さっき走ったので、額にちょっと汗をかいてしまう。
  • 壇上から自分が黒板に書いた文字を改めて見てみる。結構上手に書けている。バランスがいい。(たぶん、そう思っているのはこの教室で僕だけなんだろうけど..)
  • 僕の時計は既に13:00を過ぎているのだが、助手の方の時計はまだみたい。しばしの静寂。
  • 13:00、試験開始。受験者はだいたい40人ほど。今日が試験期間の最終日で、しかも時間割上、この科目が最後に割り当てられている(=集中講義だったからだろう)。なので、どことなく「まったり風味」(寝てるヤツもいたし..)。所詮、選択科目だしね。試験を受ける側は、そうは思っていないのかもしれないけど(失礼..)。
  • 土屋賢二のエッセイなんかにも書いてあるけど、試験中は結構ヒマ。90分、ブラブラしていなくてはいけない。90分あったら札幌から羽田まで行くことができる(!)。まぁ今日はいくつかイヴェント(?)があったので、多少は面白かったが。
  • おそらく、あらゆる試験の監督員は試験中、ヒマなはず。期末試験だろうとセンター試験だろうと司法試験だろうと変わらないのではないか?!受験者と監督員のメンタル上のギャップは滑稽なほど。あと何回かは「受験者」の側に回ると思うが、「監督員」の側は最後かも。貴重な経験だ。
  • 問題を見る。大問が2題。1問目は意匠法9条3項について。2問目は商標の不使用取消審判(商標50条)について。2問目は何となく書けそうだけど(←…と言っても、「駆け込み使用」まで書くとなるとそれなりに大変そうだが..)、1問目は「???」。意匠って拒絶査定が確定すると、先願の地位が認められないんだってさっ。「おや、そうでしたっけ?」って感じ。あとで復習しておこうか。
  • 14:30、試験終了。4年生の皆さんは、これでもう大学時代の試験はおしまいですね(ですよね?!)。お疲れ様でした!
  • 研究室に戻ったら鍵が閉まってた。で、ポケットを探すも、どうやら鍵は部屋の中みたい(!)。締め出しを食らってしまった。うぅぅ..
  • しょうがないので法例判例資料室で雑誌でも読もうかと。判例時報には、「差止めの仮処分後に特許無効の審決が出たので、損害賠償するハメになってしまったカワイソウな権利者」の事件が紹介されていた。
  • 時間つぶしのために判例評釈なんぞも読む。「追突事故の後遺症と抑鬱症が原因で自殺しちゃったタクシー運転手」の事件(←因果関係と過失相殺)とか、「再石灰化を謳ったキシリトール・ガムが不競法、景表法に反しないとされた」事件とか(評者は諏訪野先生)。なんだかいつもより丁寧に読んじゃったり。
  • 15:00。「そろそろ誰かが鍵を開けてくれたのではないか?!」と思い、研究室に戻るもダメ。図書館のあたりをブラブラ…。
  • 図書館の掲示板に蔵書点検のアルバイトが出ていた。3/6〜3/17の平日で、1日7時間程度。時給800円。一応、申し込み用の履歴書をもらっておく。
  • 法学部ロビーで後輩数人に遭遇。そのまましばしダベる。パフェの話やら、イヌの話やら…(笑)。後輩Iさんは掲示板がたいそう気になるご様子。後の祭りだと思う..
  • 法学部4年生は卒業式当日の夕方からパーティを催すらしい(院生は対象外なんでしょうね…!?)。関連サイトをリンクしときましたので、関係者はご覧あれ。(こちら
  • 16:00前、研究室に戻ったら鍵が開いていた!良かった良かった。
  • ハンコを持って指導教授の研究室へ。書類の訂正など。ついでに事務室にもハンコをつきに行ったり。源泉徴収票ももらう。
  • 研究室で3月の予定を再確認。6〜17日はなんにも予定が入っていない。よし、バイトを申し込もう!
  • シコシコと履歴書書き。写真は就活時の余りがあったのでそれを使う。
  • 申し込みの締め切りが今日(!)なので、そのまま履歴書を図書館事務室に持参する。担当者の方に手渡すと「ちょっとお待ち下さい..」と言われ、「はい、ではお願いします」とのこと。掲示では「書類選考の上、後日連絡」となっていたのだが、あっさり決まってしまった。ある意味、ラッキー!これで約5万円の収入ができた。
  • 担当者と必要書類(=住民票・在学証明・卒業証明)を確認した後、研究室に戻る。あ、延滞中の本は早めに返しておこう…(反省..)。
  • 研究室で同期とさっきの試験問題を検討。2人の共通見解は「去年よりは難しい」。去年は「創作説vs.(物品)混同説」が書ければOKだった。講義期間中の試験だったから「考慮」してくれていたのかもしれない..
  • もっとも、実務(=企業の知財部とか弁理士事務所など)で問題になるのは侵害より圧倒的に出願なんだろうから、そう考えると、判例(=[可撓伸縮ホース]とか[自走式クレーン]とか)より、出願手続上の要件・効果をキチンと勉強する(そして試験で問う)のは大切なのかも。(※なお「可撓」は「かとう」と読む)
  • 反面、大学の講義では、例えば間接侵害や均等論には時間が割かれるが、補正や分割はサラっと流す程度。僕自身、[メリヤス編機]や[大径角形鋼管]を習ったのは院に入ってからだし。
  • もっとも、「大切」というのは、僕みたいに「願わくば法務・知財で仕事がしたい!」と思っている人に限られるわけで、もっとジェネラルに「法解釈を身につける」という意味では、やっぱり侵害訴訟も大切かと。
  • …結局、何が言いたいかと言うと、「判例やっとけば大丈夫だと思うよ!」というアドバイスは、この科目に関する限り、やめようかと思う訳でして…(笑)。万遍なく勉強するのがベストなのは言わずもがなだけど..
  • 在学証明をACMで取り出す。卒業証明書は学位記のコピーで代用できるみたい。
  • 大通の証明書センターの営業時間(?)をネットで確認。19:00までみたい。まだ間に合う。
  • 地下鉄で大通に向かう。外はなんと小雨(!!)。…そうだよね、雪まつりが終わると、あとは(行きつ戻りつはあるけど)アッと言う間に暖かくなるよね。春は間近..
  • 18:00。証明書センターで住民票を発行してもらう(350円/通)。本人が署名した場合、ハンコは不要。便利な世の中だ..
  • 研究室に戻る。 堀江さんはやっぱり起訴された模様 。検事のココロも金で買っちゃえば良かったのに…。