日々

  • 今日は日がな一日、論文校正バイト(=知財論文の再校)に集中しようかと。さすがにそろそろ取り掛からないとね(納期、明日だし..)。誰の論文なのかは未公表につき、ヒミツです。
  • で、取り掛かるんですけど、これが結構ムズカシイ。誤字脱字はいいんですけど(=迷わず修正できるから)、文章スタイルはどこまで直せばいいんだ?
  • 「スタイル」なのか「悪文」なのか微妙な例としては「・・・を与えることが期待することができよう」って一文。たぶん、「・・・を与えること期待することができよう」か、もしくは「・・・を与えることが期待できよう」に修正すべきですよね?(後者に修正しましたけど..)。
  • あと(以前にも書きましたが)「…(なの)である」って表現はクセものです(例:「認めるべきなのであろうか」)。僕だったら「認めるべきだろうか」or「認めるべきなのだろうか」のどちらかで書くと思う(多分、前者)。「…である」は、より直接的な断定表現(=「…だ」)にした方がスッキリする場合が多い。もっとも、こういうのは個人の「スタイル」(=ニュアンスの反映)だと思ったので、校正はしない。
  • 細かいところだと「スペースの空け方」なんかも、キチンと意向を反映させる必要がある。僕は苗字と名前の間に半角スペースを空けるんだけど(例:我妻 栄)、扱った論文は「詰める派」でした。従って詰める方向に修正(例:我妻栄)。
  • 加えて、文字の選び方なんかにも気を配ったり。人名で旧字を使うのはいいとして、例えば「障害」を「障碍」と表記しているような場合。そういう「こだわり」はそのままにしておく。
  • …で、なんだか「そのままにしておく」がやたらと増えてしまったんですけど、よろしいんでしょうか???
  • あと、このバイトの最大の問題は(当たり前なんですが)、「論文を読まなきゃならん!」という点です。「最新の未公表論文に真っ先にありつけるなんて羨ましいぃ!」とか思われる方がいらっしゃるかもしれませんけど、まぁ、校正の段階な訳ですから、早晩、誰でも読めるようになる訳ですよ。それほど有り難味はありません。
  • それどころか論文が扱っているテーマに対する知識が不足している場合、もう何が書いてあるのやらチンプンカンプンということにもなりかねません。今回はまだ、ギリギリ理解できる範囲内だったので救われましたけど、それでも途中で眠くなったので2時間ほど横になりました(←「労災だよねぇ..」といいながら睡眠時間をバイト料に入れてやろうかと思いましたが、さすがに信用を失くすのでやめました..)。次回以降(←あるのか??)は何がやってくるんでしょうね。どきどき。
  • というわけで、注釈の後半だけ残して、オールアップ。3時間(+2時間)といったところでしょうか。ふぅーっ。なんか文句をタラタラ書いてるっぽくなりましたけど、全然、そんなことはありませんよ。家で自分のペースでできるし、バイトとしては結構いいと思いました。機会がありましたら、また..
  • 《その他の出来事として》:今日は悲しい電話とメールをもらいました。何だか馬鹿にされたような気がして、ちょっとだけ泣いてしまいました(恥ずかしい..)。ま、そういう日もあるよね。どんまーい(<僕)。