贈り物が嬉しい理由

以前、堂本剛(← …僕が書くと衆議院議員のように見えますが、KinKi KidsだったりENDLICHERI☆ENDLICHERIだったりする「あの」堂本剛のことですよ。念のため..w)が「プレゼントをもらうとどうして嬉しいのか?」について語っていた。

彼が言うには、何をもらうのかは重要ではなく(=極論すれば自分にとっていらないものでもよい)、プレゼントを選んでいる時に、その人が自分のことを想ってくれているのが嬉しいんだそうだ。「こっちがいいかなぁ? いや、こっちにしようかなぁ?」とか「そういえばこんなのが欲しいって言ってたなぁ..」とか「このプレゼント、喜んでくれるかなぁ..」とか、自分のことを一生懸命考えてくれた時間やキモチが(胸がきゅーっとなるくらいに)とっても とっても嬉しいということらしい。

僕も誰かに贈り物をする時は結構悩む。何を贈るかで悩み、贈るものが決まってからもどれにするかで悩む。「贈る側のセンスが問われるから」という自分自身の評価の問題も(まぁ多少は)あるけど、それよりもむしろ「相手を喜ばせたい」という想いと、それがうまくいくかどうか不安な気持ちが悩みを大きなものにしている気がする。贈る相手が大切な人であればあるほど悩みも不安も大きくなる。プレゼントを渡す時、僕はとってもドキドキしながら「はい、これ..」「開けてみて..」と言う。実のところ、贈り物の「物」の部分なんて、全然大したことがなくて、本当に大切なのは(そして本当に相手に贈っているものは)、「心」とか「相手を想う気持ち」なんじゃないかなぁと思う(←別に彼女とか彼氏に限らず、両親や友人に対する贈り物でも同じ)。

手紙もそうかもしれない。手紙やメールをもらうと嬉しいのは、相手がそれを書いた時、一瞬でも自分のことを(頭の片隅ででも)思い出してくれているからなんだろう。「誰かが自分のことを忘れずに思い出してくれる」というのはとても幸せなことだ。

 
…今日はそんなことを思った1日でした。 (なんちゃって..)