冗談が通じない..

もうだいぶ前のことですけど、後輩に「8番教室の前に生協のコピー機あるじゃない?あれ、1枚10円取られるでしょ?あのお金って実は紙代とかトナー代の他に著作権のライセンス料も含まれてるんだよ。知ってた?」と言ったら、「へぇ〜、やっぱりそうなんですかー!」と言われました。

…う〜ん、本気にされてしまった.. 冗談だったのにぃ..

コピー機の10円はたぶん単なる機械の使用料で、著作権とは無関係なはずです。私的複製でクリアーできそうなものも多いですしね。そもそも、あの10円って著作物以外のもの(=時刻表とか求人広告)をコピーする時だって、あるいは自分で書いた文章をコピーする時だって取られるじゃないですか?なので紙代とかトナー代、あと管理費用なんかが込みの使用料金だと思います。もしかしたら後輩は「お付き合い程度」にビックリしたフリをしただけなのかもしれませんけど、なんだかその時の表情が「おぉ〜“知財トリビア”だぁ!今日はちょっと賢くなったかも?!」的なキラキラした感じ(?)だったので、少なからず焦ってしまいました。さすがにもう1年以上経ちましたし、知財法のゼミや講義を受講したんだから、冗談だということに気付いてますよね…?(一抹の不安..)

で、この例に限らず、僕が冗談を言うと、結構周りがアッサリと信じてしまうので「おぃおぃ…」とか「あちゃー」と思うことが多いです。ついこの間も「NHKで観たんだけどさぁ、南極のペンギンを北極に連れて行くと寒さで凍え死ぬんだって。かわいそうだよねぇ〜」って言ったらやっぱり信用されました。なんだか、もう「ただの嘘つきな人」って思われてるかもしれません。真顔で相手の目を見つつ、しっかりとした口調で言うから信用されちゃうのかなぁ?(←詐欺師になれるかもしれない??)
 
今日は「こどもの日」。今度から冗談はもうちょっと子供っぽい、素直なものにしようと思った次第です..