日々

  • ユルユルと起床。今日は一応、お休みの日。もっとも「お休み」だからと言って、どこかに遊びに行く訳ではなく、研究室で[キャンディ…]の予習をしようかと… orz..
  • 午後、出勤。頼まれていた刑法Ⅰの試験講評を届けたり。その後チマチマと[キャンディ…]の予習(なのか復習なのか)。う〜ん。こんなに奥行きがある事件でしたっけ?ゼミ(←学部ゼミでも院ゼミでも扱った)でやった時は、結構「お気楽」な判決に思えたんだけど。オカシイなぁ…?
  • 参考文献として報告者から指定されているのは日向評釈と駒田論文。前者は具体例が多少大袈裟な嫌いがあるものの、逆に「大袈裟」であるが故に問題点が強調されている印象。後者は「創作的表現が著作物」という至極当然のことを言っているだけなのだが、製作(創作)に関わる人間が複数になると一気に「著作物概念」が混乱するんだなぁと。読みやすくて面白い論文(暇があったら要約したい..)。
  • 研究室に居る関係上、少しだけお仕事。某評釈を読む。なんか変な評釈。「…ではなかろうか」を連発してる(=「不当なのではなかろうか」とか「当然と言えるのではなかろうか」とか)。・・・そんなに共感と同意を求められても困るんですけど。「当然ではなかろうか」と言ったところで、読者から「いいえ。ちっとも。」と言われたら終わりなんじゃないだろうか…。
  • あと、(これは批判じゃなくて)ちょっと困ってることが2つ。1つは「本判決は・・・について判断を示した最初の裁判例である」というように「最初の」と言い切ってしまうにはどこまでチェックすればいいのか?「この判決が最初じゃないですよ。松江地裁益田支部に先例がありますし…」とか言われたらどうするんだろう?もう1つは「審決丸飲み」の判決。審決の理由付けが(良くも悪くも)「斬新(?)」で、取消訴訟があまりその点に触れることなく「いいんじゃない」とスルーしてる場合の先例的価値について。あまり関わりたくないなぁというのが正直なところ。
  • 夜、帰宅。なんかあまり休めなかった気がするよぉ〜。やっぱりどっかに出かけた方がよさそう…